オンラインカジノの勝利金には税金がかかる!計算方法や確定申告についてチェック!
詳しくは上記のYoutube動画を参考にして下さい!
最近になって人気が高まっているオンラインカジノですが、運良く利益が出たときに税金がかかるかどうか?気になりますよね。
ガッポリ稼いだのに税金を払わないでいると、税務署から手痛いペナルティを課せられてしまう可能性もあります。
ただ税金についての内容は難しい言葉で書かれていることが多く、初心者にはなかなかとっつきにくいですよね?
そこで本記事では、オンラインカジノの勝利金にかかる税金の計算方法や確定申告について初心者でも理解しやすいように解説していきます。
オンラインカジノでガッツリ利益が出た後の税金を詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。
2分で読める記事です
目次
オンラインカジノの勝利金は一時所得で課税対象
オンラインカジノのカジノゲームなどの賭け事で儲かった場合、一時所得という扱いとなり課税対象になります。
あなたがサラリーマンか無職かによって、どれだけ儲かったら税金を納めなければいけないのかが変わるような形。
先に結論からお伝えすると、
- サラリーマンは年間90万円より高額の勝利金
- 無職の人は年間146万円より高額の勝利金
上記に該当する方は確定申告を行う義務が発生します。
年間での利益が発生しているにも関わらず納税を行っていないと脱税となってペナルティが課せられる可能性もあるので注意が必要。
ここから具体的な税金の計算方法について解説していきますので、オンラインカジノで利益が出ている人はチェックしてみてください。
オンラインカジノの税金の計算方法
ここからオンラインカジノの税金の計算方法について解説していきます。
あなたがサラリーマンなのか無職なのかで税金がかかるかどうかが変わるので、シチュエーション別に確定申告が必要かどうかを見ていきましょう。
年収500万円のAさんがオンラインカジノでどれくらい儲かったら確定申告が必要なのかもシュミレーションしていますので、こちらもぜひ参考にしてください。
本記事で説明している内容を確認することで、どれくらい儲かったら納税の義務が発生するのかが分かるでしょう。
勝利金が年間50万円以下なら確定申告不要
一時所得の金額は、次のように算式します。
総収入金額-収入を得るために支出した金額(注)-特別控除額(最高50万円)=一時所得の金額
※参考:国税庁
カジノで儲かったお金が年間で50万円以下である場合、特別控除という条件が適用されるため納税の義務はありません。
賭け事で賭けたお金と儲かったお金がトントンくらいの人は税金を払わなくてよいということです。
税金は稼いだお金が多い人が払うものなので、ほとんど稼いでいない人は税金の心配をしなくても大丈夫。
これはサラリーマンであっても無職であっても同様の条件なので、年間50万円以下の稼ぎしかない人は税金の心配をする必要はないでしょう。
サラリーマンは勝利金が年間90万円以下なら確定申告不要
(2) 給与を1か所から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円を超える
※参考:国税庁
あなたがサラリーマンだった場合、特別控除50万円とは別に年間20万円の一時所得を給与とは別に受け取っていた場合に確定申告の義務が発生します。
一時所得の課税金額は「一時所得÷2」で計算されるため、オンラインカジノで儲けたお金から50万円をマイナスした額を2で割った課税対象金額が20万円を超えると納税の義務が発生します。
つまり、サラリーマンの場合は年間90万円以下の利益であれば確定申告をしなくても大丈夫ということ。
少々ややこしい計算式を使う必要がありますが、上記の条件を覚えておけばどれくらい儲かったら税金を納めなければいけないか分かるでしょう。
無職は勝利金が年間146万円以下なら確定申告不要
無職の方でオンラインカジノ以外での収入がない人の場合、以下のルールが適用されます。
- 最大50万円までは特別控除で免除
- 一時所得金額が年間48万円以下の場合は税金の納付不要
一時所得の課税対象金額は「所得額÷2」で計算されるため、課税金額48万円=一時所得96万円です。
無職の人の場合はオンラインカジノで儲かった額が年間146万円以下であれば確定申告が不要になります。
お給料をもらっているかどうかで納税の義務が発生する利益額が変わるので注意してください。
年収500万円のAさんでシミュレーション
年収500万円のサラリーマンであるAさんがオンラインカジノ遊んだ場合を例にシュミレーションを行ってみます。
Aさんは年間で100万円をベットし、トータルで+270万円の勝利金を得たと仮定しましょう。
一時所得の計算式は以下になります。
「一時所得」=「収入金額」−「支出金額」−「特別控除額50万円」
これらをAさんの事例に当てはめると、
「収入金額270万円」−「支出金額100万円」−「特別控除額50万円」=120万円
となり、一時所得は120万円です。
そして、課税対象となるのは一時所得を2で割った金額になるため、Aさんの場合は60万円が課税対象となります。
Aさんはサラリーマンなので年間90万円以下の儲けであれば確定申告の必要がありませんでしたが、120万円儲かっているため税金を納める必要があるということです。
オンカジで1000万円勝ったら税金はどのくらいかかりますか?
ジャックポットやフリースピンを連続で獲得して1,000万円勝ったらかかる税金は、およそ「330万円」が税金として引かれます。
年収が1,000万円の場合は所得税の33%の税金がかかるため、単純計算でも330万円は税金で引かれる計算になります。
その他控除額などを差し引けば、もう少し安くできるでしょう。
オンラインカジノから出金しない限りは、そのお金に税金がかからないので、無理に引き出さずに少しずつ引き出すのも手ですね。
オンラインカジノの税金に関する6つの注意点
- 確定申告の期間
- 確定申告で必要なもの
- 利益ではなく勝利金が課税対象
- 勝利金の分の支出のみ経費にできる
- 勝利金が振り込まれたときに課税対象になる
- 確定申告をしないのは違法
オンラインカジノの税金に関して覚えておきたい注意点は上記6つ。
上記のポイントを理解しておかないと、納めるべき税金を支払っていないということでペナルティを課せられてしまう可能性もあります。
ここから税金に関するポイントについて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
確定申告の期間
令和3年分の所得税等の確定申告の相談及び申告書の受付は、令和4年2月16日(水)から3月15日(火)までです。
確定申告の申請期間は毎年2月16日から3月15日までとなります。
個人事業者の課税期間は、1月1日から12月31日までの期間となり、年の中途で新たに事業を開始した場合や事業を廃止した場合においても、課税期間の開始の日は1月1日、終了の日は12月31日となります。
※参考:国税庁
課税対象となる期間は前年の1月1日から12月31日までの期間となっているため、提出期限や課税期間を間違えないようにしましょう。
毎年3月15日の締切が近くなると税務署が混み合うことが多いので、慣れていない人の場合は早めに書類の準備をしておくのがおすすめです。
確定申告は余裕を持ったスケジュールで準備を行い、直前になって慌てないようにするのが大事になります。
確定申告で必要なもの
- マイナンバーカード(扶養家族の分も)
- 住民票
- 身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑
- 給与所得の源泉徴収票
- 収入金額や必要経費が分かる書類
確定申告を行うために必要なものは上記の通りです。
他にも公的年金を受給されている方の場合は別途源泉徴収票が必要になることもあるため、参考URLを確認して抜け漏れのないようにしましょう。
必要書類が1つでも足りないと申告を行うことができませんので、しっかりと確認しておいてください。
最近ではe-Taxというシステムでオンラインでの申告ができる仕組みも用意されているので、税務署に行く時間がないという人は利用しても良いでしょう。
利益ではなく勝利金が課税対象
オンラインカジノで課税対象となるのは利益ではなく勝利金に対してです。
仮に賭けに負けてしまった場合にはベット額を経費にすることはできませんので注意してください。
例えば下記のような成績でギャンブルを行った人がいたとします。
日付 | 支出金額(ベット額) | 収支金額(勝利金) |
3月3日 | 50万円 | 100万円 |
3月5日 | 70万円 | −70万円 |
4月7日 | 30万円 | 60万円 |
この場合には賭けを行うことで損失が発生してしまった3月5日分の成績は課税対象にならないので注意が必要です。
課税対象となるのは勝利金を得た3月3日と4月7日なので、
「収入金額160万円」−「支出金額80万円」−「特別控除額50万円」=30万円
「一時所得30万円」÷2=15万円
という計算式になり、15万円が課税対象の金額となります。
勝利金の分の支出のみ経費にできる
オンラインカジノで経費となるのは主にベット額ですが、勝利金を得るために賭けた金額のみ経費にできることを覚えておきましょう。
おんらいで負けてしまったときにも支出は発生していますが、その際の賭け金を経費にすることはできません。
課税されるのはあくまで儲けが発生した勝利金を得るために使った賭け金だということを認識しておくのが重要です。
経費を多くしたほうが課税対象金額が減るので、ついつい負けた分のベット金額を経費扱いにしてしまう人が多いので注意してください。
ギャンブルで勝利金を得た際に賭けた金額のみ経費にできることを覚えておきましょう。
勝利金が振り込まれたときに課税対象になる
オンラインカジノの勝利金が課税対象となるのは、儲かったお金を銀行口座に振り込んだタイミングです。
つまり、銀行口座にさえ出金しなければ課税対象にはならないということになります。
かなり高額の勝利金を得たけど税金を払いたくないという場合には、出金する金額を90万円〜146万円以内にして残りのお金は翌年に引き出すのがおすすめです。
カジノサイト内のアカウントに資金を貯めておくだけであれば、どれだけ儲かったとしても税金を払う必要はありません。これからオンラインカジノを始めたいと思っている方は、オンカジ 入金不要ボーナスをもらって、まずは無料で試してみるのもありかもですね!
儲かったお金を軍資金にしてギャンブルをする分には課税されないため、できるだけ節税をしたいのであれば実践してみてください。
確定申告をしないのは違法
オンラインカジノで勝利金を得たのに確定申告をしないのは完全な違法行為です。
誰にも言わなければバレないと思うかもしれませんが、誰がいくら儲かったかという記録はオンライン上に残るので簡単にバレてしまいます。
儲かっているのに確定申告していないことが発覚すると脱税の罪で刑務所行きになってしまう可能性もあるため、必ず確定申告はするようにしましょう。
罪に問われるんじゃないかとビクビクしながらオンラインカジノを続けるのは精神衛生上良くないので、儲かったら税金を納めるようにしてください。
税金の未納をそのままにしておくと追加課税といったペナルティが課せられることもあるので注意が必要です。
オンラインカジノの税金を会社に知られない方法
住民税の納付方法を「特別徴収」という形式にしていると、前年の課税所得分の住民税通知書が会社宛に届きます。
オンラインカジノで稼いでいることは分からなくても、何かしらの方法で給料以外の収入を得ていることが会社に知られてしまうのです。
会社に副収入を知られたくないのであれば、住民税を「普通徴収」という形で納めることを選択してください。
普通徴収にすることで一時所得にかかる税金を自分で納付することができるため、会社にギャンブルの収入がバレる心配がなくなります。
会社に副収入がバレると都合が悪い人もいると思いますので、住民税の納付方法が普通徴収になっているかどうかを確認するのがおすすめです。
オンラインカジノの税金で困ったときは税理士に相談
オンラインカジノで得た勝利金にどれくらいの税金がかかるかどうかはあなたの状況によって異なります。
自分だけで判断してしまうと税金の未納となってしまう可能性もあるため、不安な場合には税理士に相談するのがおすすめです。
税理士は税金のプロなので、あなたの状況であればどれくらいの金額を税金として納める必要があるのかをすぐに教えてくれます。
脱税の罪に問われる恐怖がある人や、無駄に多くの税金を払いたくない人は税理士の先生に相談するのが安心です。
多少のお金を払う必要はありますが、オンラインカジノで儲かっていて税金が高額になってしまう危険があるのであればぜひ税理士への相談も検討してみてください。
オンラインカジノの税金のまとめ
ここまでオンラインカジノの税金の計算方法や確定申告について詳しく解説してきました。
オンラインカジノで儲かった場合には税金を払わなければいけない義務があるので、どれくらい勝ったら確定申告を行う必要があるのかを把握しておきましょう。
勝利金を得ているにも関わらず税金を払わないと差し押さえや裁判沙汰になってしまう可能性もあるので十分注意してください。
「言わなければバレない」と考える人がいるかもしれませんが、誰がいつどれくらい儲かったのかという履歴はオンライン上にすべて残っているので税務署がその気になればすぐに脱税はバレてしまいます。
罪に問われる恐怖に怯えながらギャンブルを行っても全然楽しくないと思いますので、オンラインカジノで勝利金を得たら必ず税金を納付するようにしましょう。
あなたが税金に関する正しい知識を身に付け、健全にオンラインカジノを楽しめるようになることを祈っています。